
「10年後、20年後、自分はどんな風に働いているだろう?」
「家庭や子育てと両立しながら、自分らしいキャリアを築けているだろうか?」
そんな未来を思い描くとき、ワクワクする気持ちと同じくらい、不安な感情が湧き上がってくる人もいるかもしれません。CNCIグループは、その少し先の未来の不安にまで本気で向き合い、一人ひとりが自分らしく働き続けられる会社を目指しています。
そんな想いから生まれた取り組みのひとつが『育休明け支援研修』です。この研修を通して、社員一人ひとりが安心して職場に戻り、自分らしいキャリアを描けるようサポートしています。今回の記事では、この研修を軸に、CNCIグループがどんな未来を描き、社員とともに歩んでいるのかをお伝えします。
【なぜCNCIグループは、ここまで社員に寄り添うのか?】
少子高齢化が進む中、社会はますます多様で変化の早い時代になっています。CNCIグループはこの未来を見据え、「CNCIグループ2030ビジョン」を策定。その柱の一つに「一人ひとりが個性を活かし活躍できる職場づくり」を掲げました。
会社を成長させるには、少数のエースに頼り続けるのではなく、さまざまな個性を持った社員のシナジーを生みだすことが大切です。だからこそ、ライフイベントなどで一時的に職場を離れたとしても、安心して戻れる環境を整えることは私たちにとってごく自然なことなのです。
社員の人生に寄り添いながら、一緒に未来を創っていく。それが私たちの想いであり、これから出会う「新しい仲間」のためにも大切にしたい姿勢です。
【どんな方法で、復職の不安をなくしているのか?】
CNCIグループでは、育休・産休取得者が安心して職場に戻れるよう『育休明け支援研修』を実施しています。難しい研修ではありません。「キャリアトランプ®※」というツールを使いながら、参加者同士で意見の交換を重ね、自分らしい未来地図を描いていくのです。
この研修で何より大事なのは「対話」の姿勢です。たとえば学生時代のサークルやゼミの仲間と話し合う中で共通点が見つかり安心した経験、皆さんにもありませんでしたか?同じ境遇の仲間と話すことで、「悩んでいるのは自分だけじゃなかったんだ」と共感や安心が生まれてきます。
参加者からは「同年代の子育てをしている方とじっくりと語り合う場は普段なかなかないので、とても有意義な時間でした。」「職場復帰は不安でしたが、前向きな気持ちになれました。」「カードを使った研修では、自分の考えを整理・言語化するうえで新しい発見があり、とても面白かったです!」と毎回好評です。
育休から復職する時期は、「子育てで毎日忙しいのに、本当に働けるかな」「急な子どもの対応で、周りに迷惑をかけないだろうか」と不安が大きくなるものです。研修を通して、同じ気持ちを抱える仲間がいること、そして会社に自分の居場所があることを実感できる。それが復職の大きな支えになるのです。
私たちは、この「横のつながり」を作ることが、復職の不安を解消する最も効果的な方法だと考えています。
さらに、復職者の上司向けにも研修を実施。上司や周囲の理解と気遣いが広がることで、安心して働ける環境をつくっています。「仕事は他の人でもできるけど、お母さんはあなたにしかできないんだから、子どものことを優先して考えていいんだよ」
こうした上司からの言葉によって仕事と育児を両立しながら安心して働くことができていると、多くの社員からも声があがっています。
【この取り組みが目指す、本当のゴールとは?】
「一人ひとりが個性を活かして活躍できる職場づくり」は、育休・産休に限った話ではありません。働き続ける中で、家族の介護やライフステージの変化など、さまざまなライフイベントがどんな人にも起きてきます。私たちCNCIグループは、こうした変化にも柔軟に対応できるキャリアサポートを大切にしていきたいのです。
どんなときでも、一人ひとりが自分らしく働き続けられる。会社としても社員の人生の変化をまるごと受け止められる。そんな「懐の深い」会社を本気で作り上げていくこと。それが私たちCNCIグループの目指す、本当のゴールなのです。
【まとめ】
CNCIグループが大切にしているのは、制度そのものではありません。ご紹介した「育休明け研修」や各種サポート制度は手段にすぎず、本当に大事にしているのは、「何かあったらチームで支え合おう」とする文化です。困ったときに助け合える仲間がいるからこそ、一人ひとりが安心して働き続け、自分らしいキャリアを描くことができます。
ここCNCIグループでなら、あなたも安心して自分らしい未来を描きながら働くことができるはず。そんな環境に共感いただけた方がいらっしゃったら、ぜひお話を聞きに来てくださいね。
※ キャリアトランプ®は、株式会社Carritraの開発ツール・登録商標です。
※掲載記事の内容は、取材当時のものです
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