
CNCIグループ各社の2年目社員が集結。2年目社員として、この1年間で経験してきたことや2年目への意気込みをお話いただきます。若手社員のリアルな働き方について、お伝えしていきます!
<技術系座談会参加者>
・知多メディアスネットワーク株式会社 技術サービス部 通信課 T.Y
・CCNet株式会社 ソリューション本部 お客様サポート部 サポート第1グループ Y.D
・CCNet株式会社 ソリューション本部 お客様サポート部 サポート第2グループ M.W
・スターキャット株式会社 技術本部 技術部技術G A.N
CNCIグループの専門的で多様な業務。
──2023年4月入社の皆さんには、1年目を終えて改めてお話を聞かせていただきます。お互いに刺激や学びになる対談になればと思います。
─まずは最初の質問です。改めて2年目の現在のお仕事について教えてください。
では、私からお話ししますね。現在のメイン業務は二つあり、一つは通信設備の保守運用です。契約している法人様から接続がおかしいなどのご相談があった際に対応をします。もう一つが、BCP(事業継続計画)関連業務です。非常用発電機を安定的に稼働させるための対策について、調査検討を担当しています。
私も不具合対応をしますがネット関連なので、また別分野のお仕事ですね。BCP(事業継続計画)関連の業務について詳しく聞いてもいいですか?
非常用発電機を運転させるための燃料は経年劣化していくので、そのまま放置しておくと発電機が故障してしまうんです。そのために、定期的に燃料の交換を依頼するなど、トラブルを起こさないよう管理をしています。燃料タンクの中も次第に汚れていくので、定期的な清掃をおススメしたりもしています。
なるほど。お客様に安定した通信サービスを届けるためにも、発電機を常に稼働させるのは大事ですよね。
CCNetのお二人はどんなお仕事をされているんですか?
私は、通信機器の保守・サポートをしています。コールセンターで受付された案件に対しての対応を、代理店に依頼していく役割になります。1年目より知識が増えて業務を進めるスピードも上がって余裕ができたので、より仕事を効率化できないかとExcelでマクロを組んだりしています。代理店の方々と工事に同行したりすることもあり、段々と信頼関係が築けてきた感じがありますね。
以前お話を伺ったときは、我々は1年目で先輩に教わりながら仕事をしていたと思うのですが、どういう流れで一人でも仕事を進められるようになりました?
最初は工事を代理店に依頼するなど、簡単な案件からでしたね。配属されてから半年ほど経って、大きな障害などを除いては、自分ひとりで対応できるようになりました。実は、私たちは実際にお客様の元には足を運ぶことありません。基本的には機器の管理やお客様への訪問を代理店に依頼するんです。経験を重ねて、代理店とも良好な関係性を築けるようになって、より円滑に仕事を進められています。
分かります。私もM.Wさんと同じ仕事をしていますので。私たちは社内の育成方針で、2年目の9月あたりまではお客様と近い部署で仕事経験を積むんです。経験を積み、大体の不具合の原因と対策は判断がつくようになったように思います。先輩や代理店の方からも「Y.Dさんはいないと困る存在だよ」と先日言っていただけて、自分の成長を感じられとても嬉しかったです。
M.WさんとY.Dさんは、普段一緒に仕事をしているんですか?
同じ部屋で仕事をしてはいるんですが、担当しているエリアが異なります。私は春日井・三重・豊川エリアで、M.Wは岐阜・緑区エリア。ただ、仕事の進め方などでお互いに相談することはありますね。「この案件、お前ならどう対応する?」なんて仕事の悩みを共有したりしています。
近くに相談できる仲間がいるのはいいですね!そして、最後になりましたが、私は機器の同軸サービスや光サービス、IPアドレスの修正や追加作業の担当をしています。最近は通信速度を2Gbpsから10Gbpsに変更希望されるお客様が多く、その切り替えの対応をしたりしています。
それは、お客様が回線をより速いものにされたいからということですかね?
そうです。この変更作業中には、お客様のサービスを止めないといけないため、深夜に作業するときもあります。
私たちのように通信機器を扱う仕事をしていると、どうしても深夜に対応することがありますよね。お話伺いながら共感していました。
──それぞれ多様な業務を経験されていますね。ありがとうございました。
成長も失敗も経験して得た学びとは?
─続いて、成長を実感したタイミングについて、教えてください。
配属されたばかりの頃は、知識もなくほとんどのことが分からない状態でした。それでも仕事を通して知識が身に付き、あるとき、ふと先輩方の会話の内容についていけている自分に気づいたんです。(あ、自分も成長してきたんだ)と嬉しく感じましたね。最近では、自分で判断できることも増え、仕事も楽しくなってきました。モチベーションも高まっています。
私も資格を取りました。自分の知識が身に付いてくると仕事も面白くなりますよね。私はケーブルテレビ技術者という資格を取り、今日証明書が届く予定なんです。
私たちの仕事では専門的なところもあるので、知識を高めるのは大事ですよね。私は配属されてしばらくは、専門用語や使用する機材や用具の名前など、知識がなかったために代理店とうまくコミュニケーションが取れないことがよくありました。でも知らないことは勉強して、先輩方にも聞いて覚えていった結果、最近は、代理店ともスムーズにコミュニケーションを取れるようになって、成長したなぁと思います。
そうですよね。私も最初は代理店とうまくコミュニケーションできないことが課題だと感じていました。やはり現場では専門的な用語を使うことが多いですからね。でも今は、説明が分かりやすいと言ってもらえたり、信頼をしてもらえているのを感じたりして成長を実感しています。
私の場合は、作業スピードが上がったり、指示を待たずに自分で作業手順書を作れるようになったりしたことですね。以前は1日かかっていた作業が数時間で対応できるようになった時には成長を感じたように思います。浮いた時間でより仕事のクオリティを上げたり、周囲の業務を手伝ったりできているのも気持ちがいいですね。最近では新入社員研修も担当しました。半年前から入念に準備して臨んだのですが、年が近いからか積極的に質問もしてもらえたり、アンケートでも説明がわかりやすかったという評価を得られて嬉しかったです。
──それぞれの業務を通して皆さん成長を実感されていますね!
―失敗経験と、そこから得た学びについて教えてください。
自社だけでなく他社と協業して進める業務があるのですが、細かい状況の連絡を怠った結果、協業先にご迷惑をおかけすることがありました。一年目のときの教育係の先輩にも進捗状況の共有については指摘を受け、以降気を付けるようにしています。
自分の判断ミスでお客様に誤った修理手配をしたときに、先輩方へもっと相談しておくべきだったなあと。レアケースではあったのですが、その後の対応にも影響が出て関係者の方にご迷惑をおかけしてしまい、相談の大事さを痛感しました。
報告・連絡・相談はやっぱり大切ですよね。特に経験の浅いうちはこうした基本的なことをしっかりするべきですね。
私は、電話対応に慣れた頃に不注意からお客様の連絡先を聞き漏らしたことがあります。よくあるミスかもしれませんが、自分としては凹みました。それからは初心に戻り、電話に出るときにはメモを手元に置き、何事に対しても準備をしっかり整えてから業務に取り組むようにしています。
分かります。私も配属されてから3、4カ月経って業務に慣れた頃にお客様対応でミスをしてしまいました。同姓同名の方が似たような名前のマンションにいらっしゃったので、対応を混同してしまったんです。細かい住所確認を徹底していれば防げたミスでした。それ以来、入念に情報を確認するようになりました。
やはり、仕事に慣れたころっていうのはミスをおこしやすいのかもしれませんね。
業務時間内にきちんと仕事を終わらせられるように段取りを組む。基本的なことをおろそかにしないのが大切ですね。
──失敗を通して皆さん多くのものを得ていますね。
地域に愛されるCNCIグループで挑戦を続ける若手社員たち。
―皆さんの会社の魅力を教えてください。
うちは新しいことへ取り組む姿勢が何よりも魅力です。就職活動時に参加した説明会でも挑戦することの大事さを伝えていました。市場的にも新規事業の重要性も高いため、実証実験や新しい分野のセミナーには積極的に参加するような、攻めの姿勢がありますね。
うちはそれぞれが担当エリアを持っていることが魅力だと思っています。お客様や代理店との関りも自然と深くなるので、段々と信頼関係を築いていけるんです。エリアごとの異なる地域性を知っていけるのも楽しいポイントですね。
私も同感です。特に私の担当エリアの岐阜は地域性が強いんですよね。そもそもCNCIグループでは「地域とともに豊かな未来をつくる」というミッションを掲げていることもあり、各企業とも地域の特色を大事にしていますよね。CCNet独自の魅力で言えば、社員のワークライフバランスを尊重してくれるところは気に入っていますね。休みを取得しやすかったり、家賃補助が出たり、と社員の働きやすい環境実現のために、業務以外の制度にも力を入れてくれています。
私が魅力だと思うのは、スターキャットという自社の名前が多くの方々に知られているところですね。自分が働いている会社のCMで放送されているのを見ると、やっぱり少し嬉しくなります!お客様とお話しする際にも、社名を知っていただけている方が多くいらっしゃるので誇らしい気分になるんです。
──皆さんの会社愛、存分に伝わりました!
―では、最後に2年目の意気込みをお願いします!
当社の技術社員は入社して4年はさまざまな部署を経験します。私も9月からは部署を異動する予定です。なので、自分がこの1年で学んだことを後輩となる新入社員にしっかり引き継ぎたい。そして、異動先の部署では新しい業務を早く覚えて即戦力となれるよう頑張りたいと思っています。
私も同じ方針で部署異動がある予定です。やはり私も1年目に経験してきたことを後輩たちに伝えて、彼らが働きやすい環境にしてあげたいですね。あとは、自分一人で対応できる業務をより増やしていきたいです。まだ一人では少し不安な業務もありますが、集中的に対応して、乗り越えていきたいと思います。
私も一人で担当する業務も増えてきましたので、一つひとつの業務に責任を持って取り組みたいと感じています。特に今の部署で扱っている機器は一つひとつのコストも高額なため、相応の責任感をもって業務にあたっていきたいと思います。同時に余裕があるスケジュールを組み、目の前の仕事を効率よくこなしていく。そうした日々の意識が協業先との関係性構築にも影響していくと考えています。
私の仕事では、お客様に安定的な通信・サービスを提供することが欠かせません。2年目もそのことは常に意識して業務に臨みたいです。加えて、IoTやローカル5Gなどの新しい技術に関する情報を自分から積極的に吸収して、何かアウトプットを出して会社の成長にも貢献できるようになりたいです。ちなみに今考えているのは、ドローンを利用した新しいサービスの実現です。
──これからの皆さんの更なる活躍に期待しております!ありがとうございました。
※掲載記事の内容は、取材当時のものです
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