社員の1日に密着し、リアルな仕事内容をお届けする好評企画。今回はスターキャットの技術部に所属するU.Yさんにお話をうかがいました。学生時代に学んだことを活かして通信ネットワークを支えるやりがいをお伝えします!
- U.Y
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スターキャット株式会社
技術本部 技術部 技術グループ ヘッドエンドチーム2016年にスターキャット株式会社に新卒入社。学生時代の専攻を活かし、通信ネットワーク設備の構築・保守管理をおこなっている。後輩メンバーへの教育・レクチャーも担当。
スターキャットなら学んできたことを一番活かせる。
学生時代から通信ネットワークやプログラミングなどを専門に学んでいました。就職活動ではその経験を活かせる会社を探していました。スターキャットは私の地元で働けるうえに、会社説明会の印象がとても良かったんです。担当者の方が詳細な情報を丁寧に教えくださり、自分が培ってきたことを入社後も活かせるイメージが湧きました。
──入社後、学生時代の経験は実際に活かせていますか?
そうですね。学生時代に培った通信ネットワークについての基礎知識のおかげで、入社してからの仕事内容もスムーズに吸収できている実感があります。ただそれだけで一人前に業務をこなせるわけではなく、現場での経験を積み重ねることも必要。当たり前の話ですが、入社後も学び続けないといけません。
──現在の仕事内容について教えてください。
ヘッドエンドチームのメンバーとして、インターネットをはじめとする各種通信・放送・電話サービスに関する設備の構築・保守管理をしています。クライアントや協力会社との打ち合わせや設備の動作検証も担当しています。
お客様に安定した通信ネットワークを届けるために。
──では、U.Yさんの1日の仕事の流れを教えてください。
10:00 通信ネットワーク設備の構築に向けて協力会社と相談
これから導入予定の設備に関して構築方法やスケジュール感などをすり合わせます。この時点で認識に齟齬が発生すると後々大変な状況になるため、細心の注意を払って調整する場です。
11:00 メール確認・動作検証の事前準備
クライアントなどからのメールを確認。午後から導入設備の事前動作検証があるためその準備。
13:00 導入設備の事前動作検証・挙動確認
通信ネットワークサービスを提供する設備の動作検証・挙動確認を実施します。通常使用する場面で支障や問題が生じないかを事前に確認する大事なタイミングです。この事前チェックを通して正常と判断されたものは、導入・切り替えOK。
──通信設備の導入や切り替えはお客様先でおこなうのでしょうか?
基本的には、本社と送出設備が集まっているセンターでの作業です。ただ、日中はお客様が通信・インターネットを使用されているので設備を切り替える業務は深夜帯になることも。
16:00 障害情報などを社内全体で共有
毎月1回開催されるCNCIグループ局内の会議に参加。各通信設備の担当者が集まり、障害情報など重要な内容をシェアし合います。他の機器で起きているトラブル事例なども自分の業務の参考になります。
17:30 検証内容の整理
午後に実施した「導入設備の事前動作検証」の検証・確認内容の結果を忘れる前にまとめておきます。今後予定している作業対象の内訳も算出。
通信ネットワークを通じて、お客様に快適な生活を。
──難しさを感じる場面もありますか?
大口のお客様向けのネットワーク提供や、新たな設備導入時には、社内外を問わず多くの関係者との打ち合わせを重ねます。要望に合う機器構成を考えたり、万が一のトラブル時には、原因を迅速に突き止めて最短で復旧に導く必要があるんです。そのためには技術的な知識はもちろん、粘り強く話を詰めていくコミュニケーション力が欠かせません。
──仕事のやりがいを感じる瞬間は?
インターネットなど通信ネットワークは今や社会になくてはならないインフラ。そこに故障やトラブルが起きるとお客様の日常に支障が出てしまいます。その問題を解決したりご要望の形で組み上げたりして、お客様に快適な通信環境を提供できる。表には出ない仕事ですが、当たり前の日常を守ることにやりがいを感じます。
──日々大切にしていることはありますか?
プライベートでは3Dプリンターを使って日常品を自作するなど、ものづくりに没頭する時間も大切にしています。その試行錯誤の積み重ねが、現場での検証作業や改善策の立案に活かされていると感じます。新たなアイデアや柔軟な発想は、常に求められる "インフラの更新" や "アップデート" にも通じていて、お客様に快適な通信環境をお届けする原動力になっています。
──今後の目標はありますか?
入社前のイメージ通り、学生時代の学びを基盤に日々の業務に取り組めているのは楽しいですし、ありがたいこと。年々任されることの規模も大きくなり難易度も上がってきましたが、こうしたチャレンジングな業務をコスト面・時間面両方で効率よく乗り越えられるようにしたいです。それが会社への貢献にもつながりますからね。
※掲載記事の内容は、取材当時のものです
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